写真が9割を左右する? プロが教える「売れる不動産写真」の撮り方

はじめに
購入検討者が不動産ポータルサイトを閲覧する際、最初に目にするのが「物件写真」です。
写真のクオリティが高いだけで、物件への興味が高まり、内見や問い合わせにつながる可能性がグッと上がります。
今回は「売れる不動産写真」を撮るためのテクニックを、ポイントごとに分かりやすく解説します。
1. カメラよりも「光」が重要
どんな高性能カメラを使っても、暗くて陰気な写真では魅力が伝わりません。まずは自然光をしっかり取り入れることが大事。
晴れた日中に撮影し、可能であればカーテンやブラインドを開けて、室内を最大限明るくしましょう。
天井照明だけに頼らず、フロアライトやスポットライトなども駆使し、部屋全体を明るく見せるのがポイントです。
2. 広角レンズで空間を広く見せる
部屋の広さを感じさせるためには、24〜28mm程度の広角レンズが効果的。
ただし、過度に歪みが生じるような超広角は実際の印象と異なりすぎる可能性があるため要注意。
あくまで自然に「少し広く見える」程度を目指しましょう。
3. アングルを工夫し、部屋の奥行きを強調

撮影する高さは、一般的に人の目線より少し低め(床から約1〜1.2m)がおすすめ。
部屋の角や端から撮ると、視線が奥に抜けやすく、空間を広く感じさせる効果があります。
4. 撮影前に部屋を整える
カメラや構図を工夫しても、部屋が散らかっていては台無しです。
物件を「商品」として見たとき、私物や余計な家具が目立つ状態はマイナス要素。
必要最低限の家具だけを置き、整理整頓した状態で撮影すれば、広々とした印象を演出できます。
5. リビングやメインスペースを中心に
不動産広告で一番目に触れる機会が多いのはリビングやメインスペース。
大きな窓や照明を活用し、部屋全体が明るく見えるよう工夫しましょう。
また、生活動線がイメージしやすいように、必要に応じてテーブルやソファなど最低限の家具を配置しても良いでしょう。
6. バス・トイレなど水回りも忘れずに
意外と注目されるのがキッチンや浴室、トイレなどの水回り。
清潔感があるかどうかは買い手・借り手にとって大きな判断材料となります。
撮影前にしっかり掃除し、余計な小物を排除して、見た目がすっきりするようにしましょう。
7. 外観(エクステリア)にも気を配る

物件の第一印象は、室内だけではなく外観でも大きく左右されます。
駐車場や門周り、植栽などをきちんと手入れし、ごみや雑草を取り除いて清潔感を出すことが大切。
外壁や玄関ドアの色あせが目立つようなら、軽い補修やペンキの塗り直しも検討しましょう。
まとめ:ちょっとした工夫で成約率・問い合わせ率をアップ
不動産写真の撮影は、カメラの機材だけでなく、構図や光の使い方、部屋の整理整頓といった基本を押さえるだけで大きな効果が得られます。
とくに、広さと明るさ、清潔感を意識することがポイント。こうした写真は、ポータルサイト上でも目にとまりやすく、内見や問い合わせの数も増えやすくなるでしょう。
また、さらなるインパクトを求める場合は、バーチャルステージングなどを併用するのも一手。まずは基本の撮影テクから始めてみてください。